町の工務店ネットの勉強会の続きです。
京都の大山崎町から、バスに揺られて和歌山県まで移動し、株式会社和秋建設さんの建物を見学させて頂きました。

こちらの建物、町の工務店ネットが提案する「自然室温で暮らせる家」を目指した家。
有名建築家である半田雅俊氏が設計し、施工を和秋建設さんが担当。4月末まで期間限定のモデルハウスとしてオープンしているそうです。
コストを抑えつつ性能を上げる為の総2階の建物は、通称びおハウスH(最後のHは建築家の半田さんのH)と呼ばれており、
コンセプトは統一されつつ、全国の工務店がそれぞれの場所で作っています。商品化された住宅とは異なるので、工務店ごとに特色があるのが魅力的です。

この日は暑いぐらいの気温でしたが、中に入ると吹き抜け&大きな窓のおかげて明るく開放的な気持ち良い空間が広がっていました。
※自分が撮った写真がブレブレの写真ばっかりだったので、和秋建設のHPから一部拝借(許可取ってないですが、、、)



ちなみに吹き抜けは床面積に含まれないので「坪単価」としてしまうと、床がある場合に比べて価格は高くなります。
それでも吹き抜けを作る目的は、やっぱり住み始めてから「明るくて気持ち良い」という金額で表すことが出来ない感覚的な部分を大事にしているから。
杓子定規的な考え(=坪単価)だけで判断すると分からない、家づくりにおいて大事なことです。

現代の住宅に求められる高い性能を担保しつつ、リーズナブルにコストダウンを計り、それでいて気持ち良く過ごせる。

初めて「びおハウスH」を見学させてもらいましたが、とても勉強になりました。

~次回に続く~

■完成見学会のお知らせ■
今週末に開催させて頂くお宅にも、吹き抜けで気持ち良い空間が広がっていますので、お時間ある方は現地で体感してみて下さい↓↓↓