外壁リフォーム現場からです。
来週足場が取れるので、外観はその時にご報告させてもらうとして、
今回はこのお宅の物語を少し書かせてもらいます。
今年の3月、現地を見に行った社長がフェイスブックにアップしていたものです。
「21年前、独立しての初めての仕事。」と書かれていました。
構造体の木材も、機械でカットされたものではなく(プレカットといいます)、大工が手刻みで加工して作られたおうちです。当時としても、相当手間掛かってます。
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今回の外壁塗装の更新では、画像中央の玄関周りは「現状のまま」としました。
掛かる屋根は銅葺き屋根で、樋も銅、玄関ポーチの床も石。神社仏閣にも使われる長持ちする素材で、20年の歳月を掛けて、じわじわと味わい深くなる素材はまさに「経年美」。本物だけが持つ魅力ですね。
施工的なお話ですが、
玄関ポーチは、300mm角の錆御影石を「四半敷き」と呼ばれる、斜め45度に敷き詰める数寄屋建築の流れをくんだ施工がされています。
視覚的効果で広く見せるための手法で、玄関戸を閉めた時、ちょうどど真ん中に◆の頂点が。小さいカケラみたいな石が入らないように、全て計算されて作ってあります。
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20年前に竣工したおうちで、今作っているアシストのスタイルとは違いますが(純和風なので)、「飽きがこない普遍的なスタイル」という意味では変わってない部分です。
内部もご紹介できれば良いのですが、許可が取れましたら、またご報告させてもらいますね^^
イベント開催のお知らせ
9/27(日)10時〜16時 寄せ植えワークショップ&展示即売会
ワークショップ講師はアシストの庭工事をお願いしているSo-gardenの曽我さんです。
鉢物やエアープランツ等の展示即売会も開催します。
10/2(金)〜10/6(火)11時〜16時 左近智恵子作品展2020
ニット作家でカルチャー講師もされている左近さんの作品展。
展示即売会も同時開催です。