前回に引き続き、富山市大宮町の平屋住宅からです。

床下の断熱材の施工が終わると、大工の手によって1階の床張りへと進みます。

の前に、、床の断熱材と構造用合板の施工を行います。
画像向かって奥が床断熱、その手前が基礎断熱(ウレタン吹付したところ)となっています。
つまり、奥は土台・大引き間に断熱材を施工し「床断熱」としています。
床下エアコンを稼働させる部分を限定しています。

こちらのお宅は、手前のリビングがナラのフローリングで、厚みは15mm。
プライベートゾーンの寝室は杉のフローリングで厚みは30mm。

30mmあれば床材の直貼りは可能ですが、15mmだと厚みが足りず直貼り不可なので、
「構造用合板」と呼ばれる24mmの材料を下張りしてあります。

こちらが30mmの杉無垢フローリング。
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こちらが、リビング側に施工している15mmのナラフローリングです。
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ちなみにこの開口部は、床下エアコンの風を床上にあげる為の吹き出し口です。

ナラのフローリングは、杉よりも固く、温かみも杉に比べれば感じません。

しかし、床下エアコンで床を暖める場合は、ナラのほうが蓄熱してくれるので、暖かさは持続します。

どちらにせよ、暖かい。

ちなみにナラの床材から突き出ている黄色い付箋みたいなものは、均等に隙間を開けて施工するためのものです。最終的には引っこ抜きます。
ナラは広葉樹で、一般的に湿気で動く(大工は暴れると言います)のが特徴です。あらかじめ等間隔で開けておくことで「アダ」を作っておくワケ。
昔からの大工の知恵とも言えます。

詳しいお話を聞いてみたい!という方は、今週末も開催中の見学会にお越しいただければと思います。

今週末はまだまだ空きがございますので、是非。

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【9/2 9:00現在 予約状況】

9/2 17:30更新 9/5 13:00~ 予約入りましたので、予約不可となります。