建てる予定の土地を知ることで「居心地のいい場所」がわかります。

「土地を知ること」はそこに住む人だけでなく、その周りで暮らす人にもいい影響を与えます。
新興住宅地を見ていると同じような外観や配置のすまいが多いように感じます。みんな同じように南側に生活の中心となるリビングやお庭を配置し、北側にはお互いに見られたくないし見たくない水まわり関係。そして長い時間過ごす南側の部屋に視線が入らないように高いフェンスや塀で囲んだり、日中ずっとカーテン閉められていたり。その様子を見ていると、個人的に窮屈なすまいが集まってまちなみをつくっているような印象があります。

もしかしたらその場所での建築は、生活の中心を南側に置くべきではないかもしれませんし、そこに大きな窓を配置しないほうがよりいい居心地のいいすまいになるのかもしれません。

 

どうしたらよりよいすまいを創ることができるのでしょう。

それにはまず、土地やその周りの環境を十分に調査することだと思います。調査の中には、上下水道の有無や周辺施設(学校やスーパー)までの距離といった物理的なことだけでなく、ご近所さんの建物配置や窓の位置、風の流れや太陽の動きや日の入り方、景色が抜ける場所といったメンタル面の要素も含まれます。
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単に「家が建てられる土地なので、日当たりがいいように家の配置をしました」ではすまいの本来の目的が損なわれるように感じます。すまいがただ帰って寝るだけの場所であれば特にこだわる必要はないのかもしれませんが、みなさんが思い描く「自分たちのすまい」はその土地に居つき、暮らしを営んでいく場所かと思います。そのためには近所に気兼ねすることなくのびのび暮らすことができ、ウチとソトが自然とつながる開放感のあるすまいであることがすまいの前提条件ではないかと考えます。

まわりのすまいの建物配置を知りご近所に配慮することは、後から建てる自分たちが我慢してすまいをつくることではありません。現状を知ることでお互いにちょうどいい距離感がわかります。そして、配置を工夫して風や陽ざしをちょうどよく室内に取り込めるすまいはより居心地よく、お互いにストレスなく暮らすことができる場所となります。

「小さくつくって、大きく暮らす」アシストのすまいのページもご覧ください。