二十四節気で言うところの【大寒】

最も寒さの厳しいこの時期、
私が暮らす富山のお天気は、ほとんどが雨か雪で、空は常にどんよりとした雲に覆われます。

その分、お日様が顔を出した日には思いっきり太陽を満喫したい。

というわけで、その貴重な冬の「晴れ間」を利用し、自分がイチバン好きな川沿いのサイクリングコースを通って「富山市の中心街」をご紹介したいと思います。

スタート地点は自宅近くに流れる「いたち川」。

背景には雄大な立山連峰が。

冬は空気が澄んでいるので本当に綺麗です。

簡単にご紹介しますと、
富山市の中心街は、東側の「常願寺川」と西側の「神通川」に挟まれた場所にあります。(富山の2大河川で、共に一級河川)

そしてこのいたち川は、この2つの大きな川を結ぶ河川として存在し、
富山市内をゆったりと流れています。

ちなみに、いたち川の総延長は約18km。

なんの変哲もない川ですが、私がいつも駅前に向かうときのコースで、

最初は田園風景の中を流れ、
駅に向かうにつれて住宅街へと変化し、
市街地へと変化していく風景は、

何とも言えない気持ちよさがあります。

 

もとい。

スタート地点からゆっくり走ること15分。

中心地に近づくにつれて、いたち川沿いには安置されたお地蔵さんが増えてきます。

ここにも。

写真に撮っていませんが、反対岸にもありました。

さらに駅に向かって川沿いを北上すると、
のぼりまで立てられた場所が出てきました。(駅から2km地点)

実はココ、飲んだら長生きできると有名な「延命地蔵の水」が湧き出る場所。
富山の名水100選にも指定されています。

お茶やコーヒー・炊飯など、地元の人だけでなく、遠方からやってくる人も沢山いるそうで、
この時も大勢の方が空のボトルを持って順番待ちしていました。

ミネラルを多く含み、口当たりもまろやかなので非常に飲みやすいです。

地元の方が発行しているパンフレットも用意されていました。

そしてココから歩くこと数分で、富山の中心商店街へ。

その一角には、富山を代表する薬「反魂丹」を製造する池田屋安兵衛商店さんがあり、
昔ながらの丸薬製造体験が出来ます。

さらに歩くこと数分。有名建築家 隈研吾氏設計の複合ビル「TOYAMAキラリ」があります。

富山県産材をふんだんに使用した商業施設は、温かみがあって良いですね。

自転車が盗まれるのではないか?(鍵忘れた)と超心配だったので、街中はさっさと退散(笑
詳細はまた別の機会ということで。

さらに富山駅方面に向かうと、桜で有名な「松川」が流れています。

富山駅の東側で、さきほどの「いたち川」と「松川」が合流し、駅の北側へと流れていくのですが、
その行き着く先には、
テレビで紹介されて話題になった「世界一美しいスタバ」がある富山運河環水公園があります。
店内は大勢のお客さんで溢れかえっていました。やはり人気なんですねえ

そしてそして、
環水公園を過ぎて西に進むと、冒頭に書いた神通川にぶつかり、いたち川が合流します。(いたち川の一部は公園内へ、バイパスして直接神通川へと流れます)
これでいたち川を北上するサイクリングは終了!お疲れ様でした(独り言)
(ちなみに神通川は、家具で有名な岐阜県の飛騨高山から流れてきます。)

、、、と見せかけて、神通川を渡って数十分走り、
アシストプラスアルファのモデルハウス「杉の家」に到着です。


知ってました?
実はアシストプラスアルファHPに載せてある写真には、神通川がドーンっ!とリビングから見えているんです。

と、最後は宣伝みたいになってしまいましたが、話を戻します。

今回、ちいきのびお内で地元を紹介する記事を書かせて頂き、本当に新たな発見が沢山ありました。
いつも何気なく通っていた川沿いの道には、昔から大事に受け継がれてきた場所があり、歴史がありました。 自分は今、その恩恵を受けているわけで。
次の世代へ受け継げるように、自分も何かするべきなのかなと、漠然と考えていました。

というワケで、県外からこのサイクリングに参加されたい方は自転車貸しますので(笑)

「自分がメディアになる」という意味が少しだけ分かったような気がします。

以上!現場の富山市からお伝えしました^^