滑川市の新築住宅現場からです。
ブログ記事の更新が滞っておりましたが、着々と工事は進んでいます!

というわけで、時間を巻き戻して現場の様子を少しご報告。

外部の透湿防水シート(ロゴマークが入った白い特殊なシート)の施工まで完了したところの画像です。

「透湿防水シート」というのは、読んで字の通り、建物内に雨水が侵入することを防ぐ防水シートであると同時に、建物内の湿気を逃がす、つまり、透湿するシートです。

ゴアテックスと同じものだと思ってもらえれば良いかと。

そして、この後に「通気胴縁」と呼ばれる木の材料を、打ち付けていきます。で、

で、この通気胴縁をアップで見てみると、等間隔で丸く切り欠いてあるのがお分かり頂けるかと。
これは空気の通り道を作って壁内の湿気を逃すためです。

さらにさらに、壁と屋根の取り合いをアップで見ると、空気が抜けるように換気用の部材を設けてあるのがお分かり頂けるかと。

そして外壁の施工へと進みます。ねずみ色に見えるのがサイディングです。
通気胴縁を介してサイディングが張られていくので、壁内の空気が滞留することなく「通気」しているというワケ。

木は乾燥している状態だと長持ちしますが、湿気(水)を含むと一気に耐久性が落ちます。

ゴアテックスのカッパは脱げば乾きますが、家はそういうワケにいきませんので^^;

現代の住宅において主流となっている「外壁通気工法」のお話でした。

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