本日のブログは、
住まいマガジン「びお」で寄稿中の記事を転載したものです。
「びお」は、季節を楽しむひとの住まいづくりを応援するウェブマガジン。
その中に、全国の工務店がそれぞれの地域から情報を発信していく「ちいきのびお」というカテゴリーがあるのですが、その中で書いた記事になります^^
今流行のアウトドアサウナについて書いてみました
~以下、寄稿した記事になります~
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新年、明けましておめでとうございます。
二十四節気で言うところの「小寒」、七十二候で「芹乃栄(=せりすなわちさかう)」です。
一年の中で最も寒い季節の始まる期間も小寒と呼び、さらにその始まりの1/6~1/10の(5日間)は、芹乃栄といい、数少ない日本原産の野菜(芹=せり)が、春を告げる貴重な野菜だったそうで、
七十ニ候の「芹乃栄」は、日本で独自に作られたものだそうです。正月7日にいただく七草粥でおなじみですね。
さて、そんな一年で最も寒い時期に、富山市のど真ん中で開催されたアウトドアサウナに行ってきましたので、その体験レポートを。
この日は雨→曇りで、気温は約4℃。
なのに、海パン一丁で水風呂に入る男性たち。
え?何かの罰ゲーム?
的な雰囲気を醸し出していますが、なんだか楽しそう。
サウナ大好き(おっさん)な私としては、入らない理由が見つからないので、躊躇なく突撃します。
話を聞いてみると、薪ストーブで有名なMETOSさんが持ち込んだアウトドアサウナで、
わざわざ東京から持ち込んだそうです。
あまり知られていませんが、アメリカ本国では一軒家にサウナルームを作るメーカーとして有名です。
用意されたアウトドアサウナは4つ。
20人は入れそうな巨大なテントが1つと、
4人用の小さなテントが、2つ。
そして四駆のアメ車で引っ張って来たトレーラーハウスの本格的なものが1つ。
さらに話を伺ってみると、
巨大なテントは、中で薪ストーブを焚いて温まる用(昼間はホットヨガもやってたそう)
小さいテントは、中くらいの温度(これも薪ストーブで、上に石が置いてあり、そこに水を掛けてサウナ状態にしているちょっと熱いもので、
トレーラーハウスは、本場そのもの(イチバン熱い)で、誓約書を書かなければ体験出来ない程だそうです。
ちなみに、さきほど水風呂に入っていた方は、この本場のものを体験した方でした。
というわけで、
まずは温度「中」のサウナから入ってみます。
入る前に担当の方が、
「着替えが無いなら、上半身裸になった方が良いですよ」とのこと。
何度も書きますが、この日の気温は4度。外は真冬並みの寒さです。
疑問を感じながら、そこまで言うなら、、、と思い、上半身ハダカで入ります!
すると、、、
外である事を忘れる程の、本格的なサウナ!
数分で汗が滝のように流れ出します。薪ストーブの上に置かれたサウナストーンに水を掛けて、テント内の温度と湿度を調整していきます。
本場フィンランドでは、
川辺にテントサウナを持ち込んで、火照ったカラダで川にダイブするらしいです。
外は極寒なので、そのまま外に出るだけでも相当気持ち良いです。
あまりに気持ちよかったので、
誓約書を書いてイチバン強烈なトレーラーハウスのサウナも体験しました。
街のど真ん中の公園で、アウトドアサウナ。
めちゃめちゃ楽しかったです。
狭い空間に他人同士だと気まずいかなあ、、と、少し躊躇しましたが、
お互い気持ちよくなって、自然と会話も弾みます。(笑
子供達も大勢体験していて、とても楽しそうでした。
フィンランド発祥のアウトドアサウナ。
寒い富山の冬にもマッチする新しいアクティビティとして定着すれば楽しいことが起こりそうだなと。
そんな風に感じました^^