昨日に引き続き、伊豆の国市の新築現場から。
お施主さんの希望で「既存の木々は出来るだけ残したい!」とのことで、玄関付近に植えられていたモクレンの木とヒイラギを移植します。
根切り用のチェーンソーを地面に挿し込み、地中の根を切っていきます。
直径約1mほどの円状に切り進めます。
その後、ユンボと手堀りで掘り進め、、、
ユニックで吊り上げます。
麻布と麻ひもで根を保護し(麻は数ヶ月で分解されるので、移植先にそのまま埋めます)
一旦ユニックに預け、移植先も穴を掘り、植えていきます。
向きを調整し、掘った穴と埋め戻した土の部分に水を流し込みます。(水締め)
地中で空洞が出来ないように水を流し込むことで、木が枯れてしまうのを防ぎます。
次に、玄関前のヒイラギも少しだけ位置を変える作業です。
ちなみに、トゲトゲの葉を持つヒイラギは、古くから魔除け・厄除けの植物として親しまれているそうです。
古い石積みに近い所なので、慎重に手作業で掘り進めます。
根切りが終わると、先程と同じ様に吊り上げて移動させます。
同じ様に水締めを行い、土を埋め戻して完成です^^
次回に続きます。