滑川市の新築住宅の建て方2日目です。
まず、垂木の上に野地板を釘で打ち付けていきます。屋根を葺くための下地です。
棟(むね=屋根の頂点の部分)に隙間を開けてあるのは、
小屋裏(=屋根と天井との間にできる空間のこと)にこもった熱気や湿気を排出するためにワザと開けています。
なので、垂木もピタッとくっつけず、隙間が開いているのが分かるかと。
トップライトもこのタイミングで設置していきます。
野地板の施工が終わると、瓦屋が防音・防水用の改質ゴムアスファルトルーフィング(通称ゴムアス)を敷いていきます。
このお宅は瓦葺きなので、板金屋根の時に敷く遮熱ルーフィングはナシです。(瓦は熱を通さないので)
トップライトが設置された箇所は屋根断熱なので、内側から断熱材を施工していきます。
継ぎ目は気密テープでしっかりと貼っていきます。
防蟻処理を終えると、、、
地面に近い土台から上に向かって透湿防水シートを施工していきます。
もし壁内に水が入っても、外に排出されるように上から重ねて貼っていきます。
ルーフィングと透湿防水シートの施工が終わり、無事建て方は終了。
これからが工事本番です。