富山市大宮町の新築住宅現場で建て方を行いましたのでそのご報告を。

アシストが建てる家は、すべてウッドリンク社のプレウォール工法
を採用しています。
構造材と同様、断熱材と一体となった壁パネルもプレカットされた状態で搬入されるので、とにかく精度が高いことと、
「点」ではなく「面」で支えるので、高い強度を発揮します。
2016年の熊本地震以降はこの工法が注目され、壁パネルのみ県外にも出荷されるほどだそうです。

当日はあいにくの雨でしたが、雨天決行。
濡れても性能が落ちない断熱材(フェノールフォーム)を使用しているので、雨でも建て方が可能です。
お客さんによく「木材って雨にぬれても大丈夫なんですか??」
と聞かれますが、「表面が濡れるだけなので問題ありませんよ」とお伝えしています。
構造体が見えなくなるのは、大工工事が終わる3ヶ月後で、その間に湿気は外気に放出されていきます。

1階柱を立てて、壁パネルの施工が完了すると、外周の桁・梁を組み上げ、2階床組みへと進みます。

2階は1.5階のようなイメージで軒高が低く、旦那さんの隠れ部屋が1部屋あるのみ。
切り妻の平屋風で良い感じです^^

建て方2日目は天候にも恵まれ、一気に屋根まで仕上げていきます。

屋根垂木に野地板(屋根の下地となる材料)を打ち付けていき、、、

その上に遮熱ルーフィング・・・ではなくて、改質アスファルトルーフィングを施工していきます。
こちらのお宅は瓦屋根(瓦は熱伝導率が低いので、裏側まで熱が伝わりにくい)なので、遮熱ルーフィングではなく、アスファルトルーフィングとしています。

同時進行で外周のカベすべてに、透湿防水シート(内側の湿気は通しつつ、外部からの湿気は通さない特殊なシート)ですっぽり包んでいきます。

ここまで終えると、内部に雨が入らない状態となり、2日間の建て方は終了となります。

余談ですが、
プレウォール工法を開発したウッドリンクさんで、今月イベントが開催されます。

プレウォール工法VS在来軸組工法の破壊実験も行いますので、ご興味ありましたら是非アシストまでご連絡頂ければと思います。