つい先日のこと。
加工場で丸山大工が定規のようなものを使って作業していました。
コレ、何だと思います?

実はコレ、「カーペンターゲージ」と呼ばれる墨付け(加工するために印をつけること)の道具で、材の中心線を簡単に出せるスグレモノ。
しかし、プレカット全盛の今の時代では、全く使用しなくなったので廃盤になった道具だそうです。

大工の師弟制度が成り立っていた頃は、親方から「使用禁止令」が出るほどの便利な道具だったそうで。
(墨付けの技術をきちんと身につけて欲しいという親方の親心で)

以上、大工道具のご紹介でした^^