伊豆の国市の解体現場からです。
現場に着くと、
雨の中、解体屋さんが瓦を手作業で撤去中でした。
瓦の下地には、瓦を引っ掛ける為の桟木と、その下には杉の木の皮が重ねて施工されていました。
現在の一般住宅は屋根用の防水シートを施工しますが、その様な建築資材がなかった頃は、木の皮で屋根の防水をしていました。

この様な屋根の葺き方を「とんとん葺き」と言うそうで、
昭和30年ぐらいまでは一般住宅の瓦屋根の下地に使われていました。

そう考えると、今の家作りも50年後は古くなるわけで。(実際、この家が何年前に建てられたのかは不明ですが)

今考えられる1番ベストな作り方をして、「長持ちする家を作る事」がやっぱり大事だなと、ふと思いました。